系列会社紹介
JAPAN LAMB GROUP
本社の有限会社ジャパンラムを構え、価値ある農業の実践や、医療の発展のための原料・製品開発にて、社会貢献を目指しております。元はヒツジの飼育と地域農業の手伝いから始まった企業として、美味しいラム肉やお米の生産・販売にも引き続き力を入れてまいりますので、高品質で安心・安全の「食」をぜひお楽しみください。今後もより豊かな社会に向けて技術向上に努めます。
沿革
1986年(昭和61年)・・・農業生産法人 有限会社ジャパン・ラム 設立
1993年(平成5年)・・・北海道帯広市に分室設立
1994年(平成6年)・・・広島県農業士に認定
1996年(平成8年)・・・北海道十勝牧場設立
1999年(平成11年)・・・ニュージーランド牧場設立(New Zealand MAFの血清輸出許可所得)
2000年(平成12年)・・・関東出張所開設
2004年(平成16年)・・・ニュージーランド製 FBS製造開始 系列会社 ㈱ジャパン・バイオシーラム 設立
2005年(平成17年)・・・東京農業大学内にバイオ事業部開設
2006年(平成18年)・・・岡山大学と大腸菌系での組換えタンパク質生産の共同研究開始
2007年(平成19年)・・・バクテリアによる合成蛋白質量産の研究開始
2008年(平成20年)・・・岡山大インキュベーダー内に合成遺伝子ラボ開設
2009年(平成21年)・・・岡山大インキュベーダー内ラボ増設
2011年(平成23年)・・・岡山バイオ事業部を東京農大バイオ事業部へ統合し、川口へバイオ事業部移設
2013年(平成25年)・・・資本金を900万円に増資
2014年(平成26年)・・・バイオ事業部を千葉市に移転
2021年(令和3年)・・・㈱ジャパン・バイオメディカルの完全グループ化
㈲ジャパン・ラム、㈱ジャパン・バイオシーラムの代表取締役交代
代表取締役 須藤 稔太 就任
2023年(令和5年)・・・事業再編に伴い、千葉事業所を本社に統合
有限会社ジャパン・ラムについて
我々の会社は、ヒツジの飼育と地域農業の手伝いから始まりました。
始めはヒツジを繁殖させてラム肉を提供すること、ならびに田植え、稲刈りなどを通じた地域農業の発展を支える、
いわゆる「食」に関わる事業を中心に行う会社でした。
やがてヒツジの血液が検査薬材料として需要があることを知り、検査薬材料市場への参入を開始しました。
既に農業生産法人として認可を受けていたため、本社(広島県福山市) に動物飼育用の農地を購入し、ウシ、ウマなどの
大動物からウサギ、マウス、ラットなどの小動物まで多岐に渡る動物を飼育し、その血液や血清などを診断
薬市場に供給して参り、大変好評を頂いております。
また北海道 (河東郡音更町) に130,000 平米の牧場を開設し、ヒツジを始めとする大動物を多頭数飼育しております。
北海道の広大な大地を利用したヒツジの放牧飼育を実施し、美味しいラム肉を提供しております。
現在弊社のヒツジの飼養頭数は、550頭と日本最大級を誇ります。
次いで、ウサギやマウスを用いた抗体の作製事業に踏み出しました。
抗体の作製事業に併せて東京に研究ラボを設立し、モノクローナル抗体および抗体精製を開始致しました。
また、本社および北海道牧場にてポリクローナル抗体を作製し、さらにこれら抗体の大量生産のご要望にお応えする
べく本社にマウスの大量飼育施設、ならびに北海道にはウサギの大量飼育施設を増設致しました。
現在、施設の増設によりマウスは6,000匹、ウサギは2,500 匹飼育し、抗体のバルク製造も対応可能となっております。
さらに、大腸菌を用いた組換えタンパク質生産の研究開発に取り組みました。
岡山大学との共同研究により、効率的に組換えタンパク質を生産する技術を開発し、特許を取得しました。
この技術を利用して、高品質な組換えタンパク質を安価に診断薬市場へ提供すること、ならびに免疫抗原として
抗体を作製することを目標としております。
このように、ジャパン・ラムは「食」と「医」の両面から日本を支える会社でありたいと考えております。
今後、ますます会社の発展と社会への貢献に努めていきたいと思いますので、皆様の懇意の程、何卒よろしく
お願い申し上げます。